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トニー賞授賞式に「レント」が! [MUSIC]



NHK BS2で今年のトニー賞授賞式を観ていたら
思いがけず「レント」のトリビュートがあってびっくり。

あわててYouTubeで探したら、結構な数があがっていたので、
レント好きな皆さんとこの思いを共有したくなり、ここでご紹介。

後半、作品の成功を観ることなくこの世を去った、
この作品のクリエイターであるジョナサン・ラーソンや
レントという作品の思い出を
このために集まった初演メンバーが語るあたり、涙ものですよ・・・。


レントという作品が生まれるまでのドキュメンタリーをまとめた書籍。 すべての歌詞も掲載され、レントのすべてがここにあります。
Rent

Rent

  • 作者: Jonathan Larson
  • 出版社/メーカー: William Morrow & Co
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: ハードカバー


ジョナサンの生涯とレントの誕生を追った 2時間の特典ドキュメンタリーが素晴らしい、DVDとブルーレイ。

レント デラックス・コレクターズ・エディション

レント デラックス・コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD



レント (Blu-ray Disc)

レント (Blu-ray Disc)

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray


この映像を見たらどうしても「シーズンズ・オブ・ラブ」が歌いたくなる(笑) ということで、映画版のサントラCD。

オリジナル・サウンドトラック レント

オリジナル・サウンドトラック レント

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/04/12
  • メディア: CD



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「RENT」ブロードウェイ公演、終了へ。 [MUSIC]

NYはブロードウェイ、Netherland劇場で12年に渡って上演され、
2005年には映画版も制作されたミュージカル「RENT」が、
遂に今年の6月にフィナーレを迎える、とのこと。

以下、NYタイムズの記事。
http://www.nytimes.com/2008/01/16/theater/16broad.html?_r=1&oref=slogin

個人的には99年の秋にNYで初めて観て大感激して以来、
CDも歌詞をすっかり覚えるほどに聴き続け(今でもiPodで愛聴中)、
毎年のように「RENT」が観たさにNYに行っていたし、
日本キャスト版や来日公演、もちろん映画版も含め、
いったい何度足を運んだかわからないほどに愛している作品。

それがとうとう、終了してしまうという。
このニュースを読んだ時は、軽いショックを受けてしまった

・・・のだが。

正直言うと・・・ここ数年のNY公演のステージは、
キャストの慣れと緊張感の欠如からか、
歌い方やセリフの語り口にいまひとつ感情がこもらず、
ルーティンでお仕事をこなしている、という雰囲気が漂っていたように思う。

一昨年、2006年に観に行った際も、ちょっとがっかりして劇場を後にした。
今は亡き作者、ジョナサン・ラーソンの思いを感じられなかった。
映画版公開&10周年で、久々にRENTが盛り上がった年だったはずなのに。
逆に、来日公演のステージの方が、キャストの思いの強さも、
観客の一体感の大きさもNYより遥かに上に感じる瞬間が多々あったほどだ。

その意味では、確かに、いい幕引きのタイミングなのかも知れない。

しかし少なくとも、日本のRENTファンの熱はまだまだ冷めていない。
昨年末の来日公演の出来映えも盛り上がりも素晴らしかった。
今年の秋には、東宝の翻案による、日本人キャスト版も開幕となるほどだ。

時代設定や歌詞で歌われている固有名詞や表現方法は、
確かに、ちょっぴり時代遅れに感じられはじめてはいる。
でも、ここで歌われているメッセージ・・・No day but todayは、
時代なんてものを軽く飛び越えるほどの強さを持ったフレーズだ。

だからきっと、この作品はまだまだ、
ずっと生き続けていくと、僕は信じたい。
ネザーランド劇場での上演は終了しても、
きっといつか、また別の劇場で再会できるに違いない。

それにしても、ああ、NYに飛んで行きたくなってきた。
12年の公演の「千秋楽」に、できることなら参加したいなあ、なんて・・・

・・・

・・・調べたら、すでにチケット売り切れてました(涙




●12年前のオリジナルキャストが再結集した、奇跡のような映画版がこれ。
 特典のジョナサン・ラーソンのドキュメンタリーが、また感動的なのです。

レント

レント

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2007/06/22
  • メディア: DVD

●こちらはそのブルーレイディスク版。
 映像の緻密さも音響の迫力もDVDを遥かに凌ぐクオリティ。
 本編も特典映像も1枚に収まった、さすがの大容量次世代ディスクです。

レント (Blu-ray Disc)

レント (Blu-ray Disc)

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: DVD

●映画のオリジナル・サウンドトラック。
 とてもひとつの作品とは思えないほど、様々なバリエーションの楽曲が楽しめます。

オリジナル・サウンドトラック レント

オリジナル・サウンドトラック レント

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/04/12
  • メディア: CD

●これはちょっと珍しい、98年のジャパンキャスト初演時のミニアルバム。
 主人公ロジャーを演じ歌うのは宇都宮隆!
 さらに、マーク役の山本耕司の熱演も光ります。

レント オリジナル・ジャパニーズ・キャスト・レコーディング

レント オリジナル・ジャパニーズ・キャスト・レコーディング

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 1998/09/19
  • メディア: CD


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地下鉄の歌姫 〜 Susan Cagle [MUSIC]

先日ニューヨークを訪れた際、
テレビ番組制作を手がけている友人が、
日本の学生がワークショップで作ったという
あるアーティストのドキュメンタリーを見せてくれた。

そのアーティストの名前はスーザン・ケーグル。
地下鉄の駅で歌っているところを見いだされ、
本格的なデビューを遂げることになったという。

こちらがそのドキュメンタリー。
6分ほどなので、まずはご覧になっていただきたい。

いかにもニューヨークらしい?デビューの経緯はもちろん、
彼女の楽曲もとてもウェルメイドで、僕はすぐに気に入ってしまった。

「いいなあ、彼女は今もどこかの駅で歌ってるの?聞いてみたい!」
「実は・・・来週日本でライブがあるんですよ!」
「・・・へ?」

聞けば日本でも彼女のアルバムが発売されたばかりで、
その次の週に日本各地でライブを行うという。
おまけにそのアルバムの中には、僕の友人が日本語訳を手がけ、
彼女が日本語で歌っている曲も収録されていた(笑

その日本語詞の曲は、彼女の代表曲「Shakespear」。
日本語のフレーズをひとつずつ教え、
スーザンがそれを真似て歌って覚えたらしいが、
見せてもらったこのセッションも非常に面白かった。
とにかく彼女がすらすらと日本語を覚えてしまうのだ!

そして帰国して数日後のこと。
東京駅のイベントスペースで、スーザンのミニライブが行われた。
すっかり見知った気になってはいたが、彼女の歌を生で聞くのは初めて。
あらためて、その歌に聞き入ってしまった。
以下は、YouTubeにアップされていたその時の模様。

ライブの後、サイン攻めにあった後のスーザンをつかまえて挨拶。
友人の名前を出したら「えー、うそー!!」と盛り上がってしまった。
世界が一気に狭くなったような、ちょっと不思議で感動的なひととき。





ザ・サブウェイ・レコーディングズ

ザ・サブウェイ・レコーディングズ

  • アーティスト: スーザン・ケイグル
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/09/13
  • メディア: CD


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